イベント
葉山レポート
2025/12/21
スペシャルレポート!フォーラム「葉山のみんながあつまれる場所って?~葉山のコミュニティースペースを考える Vol.1」/葉山まちづくり協会
【11月8日開催】参加型フォーラム「葉山のみんながあつまれる場所って?~葉山のコミュニティースペースを考える Vol.1」/葉山まちづくり協会
本ページでは、フォーラム当日に使用した資料およびパネルディスカッションの内容を、記録として公開いたします。
第1部:「葉山の今を知る(資料上映)」
第2部:パネルトーク
1. 羽柴さん、若杉さん 子どもの居場所について
活動実績
子どもの居場所は参加料を子どもから取らず運営している。
活動課題
・利用会場は3拠点をぐるぐる回して使っているが、利用料金、時間が大家さん都合で異なり、
場所代の確保が難しくそのため開催頻度にも制約が出ている状況。
他の自治体は公共の場があることがうらやましい。
町に1つ拠点が欲しい。
・女性のみ運営のため、肉体的活動が課題。担い手の継続性。助成金(募金)の財源。
・広報的な限界(どうやって子ども達に知ってもらうか)。
活動効果
・違う場所、異年齢とのかかわりが生まれる。経済格差に関わらず、
子供の笑顔が生まれるという活動を皆に知ってもらえた。
・学校に馴染めず、中学校・高校にもほとんど行っていなかった子が、
居場所に通い大学受験に挑戦し合格の報告をしてくれた。
居場所にいる大学生・地域の大人との関わりが、
新しいロールモデルや安心できるつながりになっている。
・高校生ボランティアもいて、アルバイトではないが
“ミニボランティアデビュー”的な場になっている。
2. 桑原さん Kazapla
活動実績
・風早茶房や寺前谷戸、秋谷を拠点に、
7年継続のサロン・ガーデンから1.5年の新企画まで、
全8プログラムを定期的・通年的に実施し、高齢者、母子、園児、地域住民らが参加。
8プログラムのうち4つはkazaplaが主催し、残る4つは連携団体主催の場づくりを継続的に支援。
活動の効果
・歌や運動、ヨガ、園芸、芋掘り、自然素材のものづくりを通じ、
未病改善・介護予防、孤立防止、母子支援、世代間交流、地域の居場所と互助循環の形成に寄与。
活動課題
・活動を持続するうえで、負担が膨らんで課題が累積していかないよう、
利用者にもお手伝いしてもらいながら、無理のない範囲で運用している。
3. 高田さん まちづくり館
活動実績
登録団体の活動支援からスタートしたが、
近年は個人の活動支援も行うようになり「両輪」で運営している。
・まちづくり活動に関する資料・情報を集めた情報拠点。
・登録団体の活動紹介や応援(展示・イベント・発表の場)。
・個人の小さな活動が始めやすいようにする**“入口”的な場**。
企画例
・葉山の「今」を切り取る写真展をプロ写真家と一緒に開催し、
多くの来場者にこの場の存在を知ってもらうきっかけになった。
・シニア向けのキャラクターや、活動紹介・作品展示、
参加者が気軽に手を動かすワークショップなどを「気楽な場」として実施。
活動効果
その場の会話からのつながりの創出の場になっている、
きらく座のとおり“気楽に参加できる場”であることを大事にしている。
活動課題
認知度が低いこと。
4. 津吉さん 町内会
活動実績
町内会活動一般、地域の小中学校との連携、
祭礼や防災訓練など他地区と共同の活動を行う。
具体例
・町内会運営(定例会議、慶弔、催し物開催、レクリエーション)
・対外活動(町内会連合会、社会福祉協議会、警察署、小学校・中学校)
・祭礼実行委員会運営
・防災訓練(長柄地区及び小中学校合同)
活動課題
・町内会役員のなりて不足、高齢化
・町内会内及び近隣に公園が不足し、
手狭な町内会館が唯一の利用可能空間となっている。
・町内会館の未利用時間をの活用のため、12月から会館開放日を設けることとした。
サロン、セミナー、くつろぎの場所など提案はあるが、具体化に至っていない。
5.須釜さん、学生が集まれる場所つくり
居場所つくりで地元葉山に貢献したい。
第3部:パネルトーク
グループディスカッションにて集まった内容をまとめました。
参加型フォーラム「葉山のみんながあつまれる場所って?~葉山のコミュニティースペースを考える」次回開催が
2026年3月14日に決定いたしました。
詳細が決まり次第、またお伝えいたします。
主催:葉山まちづくり協会
2025年12月21日掲載














