町指定

建造物

20 寺前の庚申塔

てらまえのこうしんとう

20 寺前の庚申塔
道立年号(塔に刻まれている年月日)
寛文11辛亥年3月8日(1671年)
碑型、石質、其の他
笠付型、安山岩、2基の内向って右塔。
大きさ及破損度
高さ113cm(笠を入れ台石を除く)。幅30cm(塔身)、破損無し。
刻像
一面六臂の青面金剛と日月、二鶏、三猿の外に両側面に、瓶に差した蓮花を刻む。六臂には法輪、矛、弓、失、索、数珠を持ち、三猿は向って右から見ざる、聴かぎる、言わざるで、3匹共前向きに並ぶ。
銘文
青面金剛に向ってその右に年号、左に「寺前村敬白」とある。
塔の特徴
この塔は彫刻が優れている事と、唐破風付笠で、塔身は比較的細目で優美なのを特徴とし、三浦地方では珍らしい良塔。特に両側面の瓶入り蓮花は見どころである。
分類/区分 町指定文化財第19号-2 有形文化財 建造物
所在地 上山口156-6
所有者等 葉山町教育委員会
指定年月日 昭和 45年 8月 27日
員数 1基
現況及び解説 建造物 石造り