《意 味》★渚、波打ち際 ★略して【しょんばた】
砂浜や岩場に波がザワザワ打ち寄せ、長靴でもバシャバシャ入れるような深さの場所。
「三浦や相模湾一帯でも使われている。」(飯田さん談)言葉です。
《語 源》
「潮(ショ)・見る(ミン)・端(ハタ、バタ)」
― 漁師さんの生活はその日の入り潮、引き潮具合と密接な関係があります。明けても暮れても。「しょみんばた」は庭先のようなものです
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《用 例》「舟はしょみんばたまであげりゃいい。」
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《関連語》
【かた(慣用言葉)】
(肩)いっぱい・たくさん
《用例》 「今日は、かたあった
(量がいっぱいあった)よ。」
【たね(慣用言葉)】少ない
《用例》 「今日はたねだったよ。」
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《生活文化》
「専業漁師と釣舟漁師がいて、組合員は150人
ほどです。5年前に定置網をやめました。乗り手がいない。それまでも葉山の漁は青森から出稼ぎの住み込み漁師さんに任せてたんですがね、その日の漁獲量と人件費やらを比べると赤字の連続。ほかにも、探知機がよくなって魚が網に入る前にごっそり持っていかれるし、冷凍技術が進み、干物だって何ヶ月も前から保存して大量に売れる時代です。採算を思えば、気持ちはあっても市場は開けないんです。いまの状態だとたくさんとれてもそっくり河岸に出しちゃうからね。地の人にまで廻っていかない。地の人にも売れるルートができればいいんだが……。
漁師と仲良くなって分けてもらえばいい。安くてうまい魚の食べ方やおろし方を教えてもらって、自分でおろす技術を身につける。いまはそれが一番いい方法でしょうね。」 (飯田 實 漁協組合長・談)
記事:くれ竹通信Vol.10[2002.11]より
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第2回「タック・ジャイブ」ヨットマンの基本語
《意味》★タック:風上に向かって方向転換する。
★ジャイブ:風下に向かって方向転換する。
《言葉の周辺》
ヨットマンの醍醐味。それは、刻々と変わる風を見、波を見、潮の流れや雲の早さを読み、愛艇を自分のからだの一部と感じつつ、その日自分が思いを描いたベストイメージの走りにどれだけ近づけるか、にあるそうです。
『タックとジャイブは基本中の基本。ディンギーでもクルーザーでも、海の上で飛び交うこれらは共通語です。』
《生活文化あれこれ》
「ハーバーで50年来、保管や修理をやっています。
昔はお金持ちが自分のヨットにお客を招待して遊んだもんだが、バブルになると企業や大学のヨットが一挙に多くなった。この10年ほどはサラリーマンリタイア後に仲間同士で持つ60代が多いね。オーナーは大学や企業のヨット部出身のような経験者が大半。操船技術は先輩や親兄弟、仲間達から見よう見まねで覚える。そういう意味じゃ、大衆化したとはいえ、まだ特殊な世界かもしれない。いま250挺ほど預かり、地元は3分の1弱です。海に出ると陸のことは全く忘れ、なんにも考えない。命からがら戻れて(2度とコリゴリだ)と思っても、辛いことはすぐに忘れてまたすぐ行きたくなる。不思議だね、船は。」
(鈴木 勇/葉山ヨットサービス代表)

記事:くれ竹通信Vol.11[2003.1]より
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